このサイトではオーダーメイド専門の当店が
時代に左右されないクラシックな結婚指輪と考える
甲丸、捻(ひね)り、ミル打ち、槌目(つちめ)模様の
レディメイド4型のみを扱っています。

オーダーメイドはたった一人のお客様に合わせて
注文が入ってから作るのに対して、
レディメイド(既製品)はお店のオリジナルや
大多数の方向けに用意された完成品です。

オーダーメイドと違い、原型がある事で、
納期は短く、金額もリーズナブルで、
デザインも悩まずに決めることが出来ます。

この4型についての話の前に、
まずは結婚指輪の選び方、当店の特徴について
ご説明させていただきます。

結婚指輪の選び方

 
結婚指輪を選ぶ方法は大きく3つあります。

1、レディメイド/既製品
→お店やブランドのオリジナル

２、セルフメイド/手作り
→お客様自身が制作

３、オーダーメイド/特注
→最初から職人が制作

この３つの中で

・欲しいデザインが決まっている
・お店のレディメイド/既製品で気に入ったものがない
・複雑なデザインでセルフメイドでは難しい
・自分で作るよりプロに任せたい

という場合などに
最後の選択としてオーダーメイドがあります。

JEWEL CRAFT TOKYO

ジュエルクラフト東京は
「職人がいる東京の宝飾店」がコンセプトの
オーダーメイドリング専門店です。

東京の店舗で打ち合わせをする職人が
平日は湘南にある工房で指輪の制作を行っているため、
土日のみのご予約制で営業しています。

当店の特徴は3つあります。

1、オーダーメイドなので気に入った形が見つかる

既製品(レディメイド)と違い、デザイン画から作るので
細部にまでこだわった指輪ができます。
ブランドではないので流行にも左右されません。

2、幅広いデザインを可能にする4つの制作技法

地金を直接加工する伝統的な彫金技法の「鍛造」から
指輪の原型をデジタルで作る最先端の「CAD」まで
4つの技法を使う事で様々なデザイン提案が可能です。

3、指輪を作るのは5つのジュエリー資格を持つ職人

お客様と打ち合わせをするのは
大手ジュエリーメーカーなどで修行した
貴金属加工の国家検定1級や宝石鑑定士(GIA.G.G)など
５つの資格を持つ30代の職人です。
幅広い経験と若い柔軟性を生かして
ご要望にお応えします。

オーダーメイドマリッジリングについて

 
結婚指輪のオーダーメイドは
真っ白なキャンバスに絵を描く事に似ています。

指輪は幅数ミリしかない小さなキャンバスでも
無数のデザインや提案方法が考えられるので
デザイナーなら目の前でデザイン画を描く、
職人なら作った見本を使って説明するなど
お店や打ち合わせをする人によって
それぞれ特徴があります。

 
当店のオーダーメイドは結婚指輪を
①幅　②素材　③仕上げ(テクスチャー)
④石留め ⑤刻印 ⑥基本デザイン(形状)の
６つの要素に分解し、
順番に選ぶことで誰でも簡単に
デザインを決める事ができるようにしました。

ホームページ内では詳しい説明と料金表、
指輪のアレンジ例、デザインの決め方など
お客様が知りたいと思われる情報を公開して
ご来店前、打ち合わせ後のどちらでも
お二人で話し合って決められるようにしています。

当店のオーダーメイドの一番の特徴はこの「お客様自身でデザインを考えることができる仕組み」です。

例えば、左上の指輪は
向きを変えることで正面から見たときに
6種類の表情を選べるという一見複雑な形ですが、

3㎜幅の平打ちプラチナリングから始まって
(右下画像の左上)

→半分の形状に繋ぎ目は斜めにした甲丸を追加
→甲丸部分の仕上げを槌目に変更
→甲丸部分の素材をK18イエローに変更
→平打ち部分の半分(指輪表面の4分の一)に石留め

という風に
形状→仕上げ→素材→石留めと指輪のデザイン要素を
一つずつ追加していくことで出来上がっています。

このようにオーダーメイドでは
シンプルな平打ちや甲丸リングから

・素材をコンビ、3色、4色にする
・形状や素材同士の繋ぎ目の形を変える

等の要素を追加していくことで
オリジナルの指輪を作ることができます。

結婚指輪の見本は形状にこだわり、
シンプルな形だけでなく、
ジュエリーの歴史を紐解いて現代風に復元した
個性的なデザインも多数ご用意しています。

デザインによっては
形状同士を組み合わせることも可能です。

写真のギメルリング×印台リングのように
組み合わせによっては
仕上げや石留め等の装飾要素をなくしても
オリジナリティの強い指輪を作ることが可能です。

オーダーサイト上では更に詳しいデザイン決めの手順も公開しているので、ご自宅でどんな指輪が良いか、ゆっくりと考えられるようになっています。

レディメイドマリッジリングについて

一般的な指輪のオーダーメイドが
デザインの複雑な掛け算なら
レディメイドは簡単な足し算です。

通常はシンプルな甲丸や平打ちに
カット面、カーブ、宝石、仕上げなどの
アクセントを足すことで
そのお店のオリジナル＝レディメイド(既製品)として
お店に並べます。

オーダーメイド専門店として、どんなお客様のご要望にもお応えできるようにHP、サンプルリングを充実させてきました。

ただ、この事が大多数のお客様にとっては多すぎる選択肢として、どれを選んで良いのか悩ませる事になってはいないか。

そう考え、お客様が悩まずに直観的に選べる選択肢として、多くのサンプルリングから時代に左右されないクラシックな結婚指輪を選んで、ご用意することにしました。

オーダーメイドとは逆に、指輪のデザインをどこまで引き、何を残すか考えて選び抜いたのが、写真の甲丸、捻(ひね)り、ミル打ち、槌目(つちめ)模様のレディメイド4型です。

職人が1つ1つを丁寧に作るオーダーメイドに比べるとレディメイド(既製品)という言葉には大量生産で作るようなマイナスのイメージがあり、通常はあまり使いません。

ただ、「どんな人にでも合う最適化したデザイン」という意味では、クラシックな形にも通じる所があると思い、あえてレディメイドという言葉を残すことにしました。

制作では伝統的な鍛造技法と最新のデジタル技法の両方を使い、最も良いと思えるバランスの原型を作りました。

4本とも男女兼用のデザインで幅は2.5㎜、
厚みは耐久性、着け心地のバランスを考えて1.8㎜に
なっています。

英語では沢山ある中の一つで特定できないもの、例えばリンゴやオレンジなどは不定冠詞の「a」を付け、太陽や地球のように世界に一つしかないものには定冠詞「the」を付けます。

オーダー専門で多くの指輪を作ってきた当店が考える定番、最もクラシックな形という意味を込めて指輪の名前の前には「the」を付けました。

4つのデザインについて

 
結婚指輪のオーダーメイドでは
形状を決める選択肢として
「基本デザイン」というカテゴリーを設けて、

1、STANDARD　(スタンダード)
2、TWIST　(ツイスト)
3、HISTORICAL　(ヒストリカル)
4、PATTERN　(パターン)

の4種類に分けています。

これは結婚指輪の6要素の中で
この基本デザインが最も複雑で
理解しにくいからです。

結婚指輪の6要素で考えた場合、
タガネ彫りやミル打ち→仕上げ、
リガードリング→石留め、
世界地図模様→レーザー刻印のように
デザインによっては他の要素にも含まれる
指輪もあります。

そういった例外があり、
形状(SHAPE)という言葉は正確ではないので、
この要素は「基本デザイン(BASE DESIGN)」という
名前にしました。

基本デザインごとに分けた結婚指輪サンプルは
50種類以上あります。

レディメイドの4型はこの基本デザインの4カテゴリから

・結婚指輪で最も定番の甲丸
・「メビウスの輪」とも呼ばれる捻りの入った指輪
・ラテン語で「千の粒」を意味するミルグレイン
・その名の通り槌で叩いて生み出す模様の槌目模様

を選びました。

The Round

基本デザインのスタンダードは
半円、四角、三角、台形など
断面形状で名前がついている指輪です。

この中から結婚指輪で最も定番といえる
甲丸を選びました。

The Twist

基本デザインのツイストは
平面の板を捻ってから丸めることで
膨らみと凹みが生まれる立体的な形状の指輪です。

この中で
長方形の片側を180°捻って繋げることで
裏表がなくなる「メビウスの輪」は
「永遠」を意味するということで
結婚指輪の定番デザインとして人気があります。

The Milgrain

基本デザインのヒストリカルは名前の通り、
歴史の篩(ふる)いにかけられ、
今に残っているデザインの指輪です。

「ミル」は正確にはミルグレイン、
ラテン語で「千の粒」という意味で
連なった小さい粒は永遠や長寿などを表します。

ギリシャ神話でも神聖視された月桂樹模様と共に
指輪に入れることが多いこのミル打ちを
甲丸の両側に一周入れました。

The Hammer

基本デザインのパターンは
植物、多角形、幾何学模様などが
一周、もしくは表面の一部に入った指輪です。

槌目模様はその名の通り槌で叩いて生み出す模様で
当店では仕上げの一部として考えています。
槌目は手作業で入れるのその模様も様々です。

規則正しいカット面の指輪から着想を得て、
不規則な大きいカット面を槌目模様として、
レディメイドの指輪の一つに選びました。

レディメイドマリッジリングの注文方法

指輪の幅は決まっているので専用のシートに
４つのデザインから1つを選んで、
薬指のサイズ、仕上げ、素材、刻印を書くだけなので
店頭で指輪を選んで購入するのほぼ変わりません。

オーダーメイドに比べて選択肢が少ないので
悩まずに直観的に選ぶことができます。

仕上げについて

仕上げは定番の鏡面と艶消しの2つから
選ぶことができます。

素材について

 
指輪の素材はプラチナ950、900、
18金イエロー、ピンク、
ホワイト(ライトイエローとライトグレー)
の6色をご用意しています。

コンビリングへの変更をご希望の場合は
オーダーメイドになります。

刻印について

お好きな10文字か、同じ幅に入るイラスト刻印に加えて
JCT(当店の略省)、日本製、金種の
3つのレーザー刻印が特典として無料で入ります。

レーザー刻印は文字の大きさ、書体も自由で
ひらがな、漢字の刻印も可能です。
手書きの文字、絵や模様も入れることができるなど
手打ちスタンプや器械彫りに比べて
自由度が格段に高いので
当店ではこの刻印を採用しています。

石留めについて

オプションで
ダイヤモンドや誕生石を
留めることもできますので
ご希望の際はご相談下さい。

金額、特典について

金額は指輪1本あたり¥90,000 + TAXです。

原型がある事でオーダーメイドに比べて制作に時間がかからず、新品仕上げやサイズ直しといったアフターフォローをなくしたことで、どのデザインを選んでもペアで20万円以下(税込)で購入ができるようになっています。

特典はリングケース2個とミニトートバックが付いてきます。

ご来店でのご納品までの流れ

 
ご来店の場合は
打合せをしてからオーダーメイド、
レディメイドのどちらにするか
決めることが出来ます。

レディメイドの良い点は原型がある事で
価格が安く、納期が短くなるだけではありません。

ご納品する指輪は店頭で確認したサンプルと同じ形で出来上がってくるので、オーダーのようにデザイン画、原型確認での打ち合わせも不要になります。
 

宅配でのご納品までの流れ

 
指輪のデザインは4種類しかないので

1、サンプルセットの依頼
2、サンプルセットの到着
3、サンプルセットの返送
4、注文内容の確認、納期の連絡
5、ご納品

の5ステップで自宅にいながら
ご注文することもできます。

スムーズに進んだ場合は
1から3までが1週間、
4から5までが3週間なので
ご注文から1か月程で
ご納品が可能です。

<strong>サンプルセットの依頼</strong>

1、サンプルセットの依頼

メールかライン＠から
「レディメイドのサンプル希望」
と書いてご連絡下さい。

ご指定の住所に

・4種類のサンプルリング
・リングゲージ　1～30号
・刻印見本ファイル
・レディメイド専用オーダーシート
・記入用のペン
・返送用レターパック

など、ご注文に必要な一式をお送りします。

 

2、サンプルセットの到着

サンプルセットが到着したら
サンプルの形、リングゲージで指のサイズを
ご確認下さい。

4種類のサンプルリングは25号なので
指の太い男性でも薬指に着けることができます。

 

3、サンプルセットの返送

 
ご注文の場合は1週間以内に
オーダーシートに記入して
同封の返信用レターパックに
サンプルセットを入れてポストに投函、
発送したというご連絡をお願いします。

サンプルがイメージと違ったという場合は
そのままご返送の上、ご連絡下さい。

 

4、注文内容の確認、納期の連絡

 
サンプルセットが戻ってきてから
記入されたオーダーシートを確認して、
刻印の完成イメージ図、支払い方法、納期を
ご連絡いたします。

ご了解をいただけましたら制作に入ります。
通常納期は3週間です。

 

5、ご納品

 
指輪を発送、宅配便の伝票番号をご連絡致します。

お問い合わせ

お問い合わせは下記のリンクをクリックして
オーダーメイドサイトのコンタクトフォームから
ご連絡下さい。